いつかどこかの君への置き手紙

午後の僕から午前の君へ

「置き手紙」の記事は、僕がなんらかの形で力になれる人たちに捧げます。

僕は人の力になること、人を元気づけることが好きです。でも、ずっと自分の言えることにはたいした価値がないであろうとか、他の人もいっているだろうとか、人を励ますなんておこがましいとか、思ってきました。

でも、子どもを育てたり、悩む若者の話を聞いたり、相談に乗ったり、一緒に考えたりしているうちに、僕にも力になってあげられる人たちがいるということがだんだんわかってきました。

同時に、僕の人生も40年の半ばを越えた頃から、この世での自分の時間の終わりを意識するようになりました。長く見積もっても、これからは、生きてきた時間よりも生きていく時間の方が短くなっていきます。その中で、できることを一つでも多くやっておきたいと思うようになりました。

これは、僕が自分の人生を生きてきて感じたこと、考えたことを、いろいろな局面で迷ったり、悩んだり、落ち込んだりしている人への応援の気持ちを込めて、書きとめるものです。悩みを越える足しになればもちろん嬉しいですが、ここに書くことは「教訓」や「アドバイス」のような立派で偉そうなものでもなく、まして、悩みの「答え」ではありません。

人生の悩みは結局のところ自分自身のもの。他の人が答えを与えられるようなものではないし、悩むこと自体が自分の人生ならではの醍醐味とも言えます。とはいえ、一人で悩むことはありません。他の人の経験や悩みを聞くことで、少し冷静に考えることができるようになったり、励まされることがあるでしょう。

このブログは、そんなふうに、あなたの悩みに寄り添い、もう一歩先に進む力となりたい、という気持ちで書いています。本当は、あなたが悩んでいるその時々に、気持ちのいい椅子にでも腰掛けて、話を聞き、僕の経験なども離しながら一緒に考えてあげたいと思うけれど、その時にいつでも僕がそばにはいられないでしょう。だから、その時のために、あなたに寄り添って一緒に考える僕をブログの形で残しておこうと思い、書き始めました。

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