学びを支えるもの

本当の学びは、常に自己破壊をはらんでいるもの。

役に立ちそうな知識や技術を手際よく身につけること、これも学びの一部でないとは言えないが、本当の学びとは質的に異なる。今の自分を危険にさらさずに知識や技術を小手先で使うことを覚えても、化ける成長は起こらない。

だから、変わることを拒むと学べない。

学びを止めないためには、どんな事柄、相手に対しても自分を守りすぎず、自分が変えられてしまうことを受け入れる用意を持ち続けること。

それだけに、学びと成長のプロセスには不安や恐れはつきもの。
だからこそ、深い学びと成長がおきるには、何をおいても深い信頼と安心がまず必要だと思う。
そんな深い学びと成長がおきる関係、場を少しでも多くつくっていきたい。

成果を絞り出すことばかりにこだわり、そこから逆算してしか学びや成長を考えない傾向が強い今の世の中には、あまりに少ない気がするんだよ、そういう関係、場所が。

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